①主力ノート向けCPU:UP3プロセッサ(TigerLake)
メーカーPCの主力CPU(12~28W)で、製造プロセス:10nm SuperFin、CPU:Willow Cove、GPU:Xe-LPなどに刷新し、さらに高い性能を発揮します。
CPU性能比較(Cinebench R20 マルチ/シングルスレッド)
第11世代Core i7-1185G7 4コア8スレッド/3.0-4.8GHz/28W時:
2200/580
第11世代Core i7-1165G7 4コア8スレッド/2.8-4.7GHz/28W時:
2100/570
第11世代Core i5-1135G7 4コア8スレッド/2.4-4.2GHz/28W時:
1950/510
第11世代Core i3-1125G4 4コア8スレッド/2.0-3.7GHz/28W時:
第11世代Core i3-1115G4 2コア4スレッド/3.0-4.1GHz/28W時:
1200/490
第10世代Core i7-1065G7 4コア8スレッド/1.3-3.9GHz/15W:
1550/450
(2016年)Core i7-7500U 2コア4スレッド/2.7-3.5GHz/15W:
730/350
発売日:2020年9月~
ようやく「10nm」での大量生産に成功したようで、IceLake(第10世代Core)でほぼ発売出来なかったBTO(下記)メーカーでも、年内に間に合い、発表・発売開始です。
第11世代Core搭載ノートパソコン
Core i7搭載PC 紹介記事
Core i5搭載PC 紹介記事
Core i3搭載PC 紹介記事
<パソコン工房>
インテル第11世代Core搭載パソコン
<フロンティア>

NSシリーズ
<ark MSIノート>

Stealth 15M A11 Stealth-15M-A11SEK-021JP
②高性能ノート向け:TigerLake-H
「省電力」よりも『絶対性能』を重視するCPU(28~35W)で、モバイルノート史上最速のシングルスレッド性能を謳います。
CPU性能比較(Cinebench R20 マルチ/シングルスレッド)
第11世代Core i7-11375H 4コア8スレッド/3.3-5.0GHz/35W時:
/
第11世代Core i7-11370H 4コア8スレッド/3.3-4.8GHz/35W時:
/
第11世代Core i5-11300H 4コア8スレッド/3.1-4.4GHz/35W時:
/
発売日:2021年Q1 Launched
1月11日(月)に正式発表され、3モデルともに『Launched』となっています。
BTOメーカーの動向は確認中ですが、2021年前半に搭載PCが発売予定。
③省電力ノート向け:UP4プロセッサ(TigerLake)
「絶対性能」よりも『省電力』を重視するCPU(7~15W)で、ファンレスPCでも高い基本性能を実現可能とします。
CPU性能比較(Cinebench R20 マルチ/シングルスレッド)
第11世代Core i7-1160G7 4コア8スレッド/2.1-4.4GHz/15W時:
第11世代Core i5-1130G7 4コア8スレッド/1.8-4.0GHz/15W時:
第11世代Core i3-1120G4 4コア8スレッド1.5-3.5GHz/15W時:
第11世代Core i3-1110G4 2コア4スレッド/2.5-3.9GHz/15W時:
第10世代Core i7-1060G7 4コア8スレッド/1.0-3.8GHz/9W:
1500/440
発売日:2020年9月~
BTOメーカーは採用しないかもしれませんが、情報収集中。
※以下のCPUは、正式発表前となり、
非公式情報です。
④デスクトップ向け『Rocket Lake-S』
『Core i5』以上は、製造プロセス:14nm世代、CPU:Cypress Cove、GPU:Xeアーキテクチャなどに刷新し、さらに高い性能を発揮します。
CPU性能比較(Cinebench R20 マルチ/シングルスレッド)
第11世代Core i9-11900K 8コア16スレッド/3.5-5.3GHz/125W:
第11世代Core i7-11700K 8コア16スレッド/3.6-5.0GHz/125W:
第11世代Core i5-11600K 6コア12スレッド/3.9-4.9GHz/125W:
第10世代Core i9-10900K 10コア20スレッド/3.7-5.3GHz/125W:
6400/535
AMD Ryzen9 5900X 12コア24スレッド/3.7-4.8GHz/105W:
8300/630
第11世代Core i9-11900 8コア16スレッド/2.5-5.2GHz/65W:
第11世代Core i7-11700 8コア16スレッド/2.5-4.9GHz/65W:
第11世代Core i5-11600 6コア12スレッド/2.8-4.8GHz/65W:
第11世代Core i5-11500 6コア12スレッド/2.7-4.6GHz/65W:
第11世代Core i5-11400 6コア12スレッド/2.6-4.4GHz/65W:
第10世代Core i3-10305 4コア8スレッド/3.8-x.xGHz/65W:
第10世代Core i3-10105 4コア8スレッド/3.7-x.xGHz/65W:
※Core i3は、RocketLakeではなく、CometLake-Refreshとなる模様。
注目ポイント:ゲームキング奪還?
IPC向上により、シングルコア性能が向上し、絶対王者Ryzen5000に対し、
一部ゲームで上回る事で『ゲームキング』の座だけは、奪権できる可能性あり?
発売日:2021年3月?
1月のCESでは詳細情報でのみで、正式発表されず。
※2021年Q1(1月~3月)正式発表で、3月中頃発売?
⑤ゲームノート向け:TigerLake-H
主にゲーミングノート向けとなり、『10nm・TigerLake』を採用し、『8コア』、最大動作クロック『5GHz』であることを、先行発表しています。
CPU性能比較(Cinebench R20 マルチ/シングルスレッド)
第11世代Core i9-11980HK 8コア16スレッド/2.6-5.0GHz/45W+:
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第11世代Core i9-11900H 8コア16スレッド/2.5-4.9GHz/45W:
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第11世代Core i7-11800H 8コア16スレッド/2.4-4.6GHz/45W:
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第11世代Core i5-11400H 6コア12スレッド/2.7-4.5GHz/45W:
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AMD Ryzen9 5980HX 8コア16スレッド/3.3-4.8GHz/45W+:
4950/600
AMD Ryzen7 5800H 8コア16スレッド/3.2-4.4GHz/45W:
4650/560
第10世代Core i9-10980HK 8コア16スレッド/2.4-5.3GHz/45W:
3750/505
第10世代Core i7-10875H 8コア16スレッド/2.3-5.1GHz/45W:
3600/490
注目ポイント:唯一、Ryzen5000と互角の勝負が可能?
コア数で劣るモバイル向けやデスクトップPC向けは、マルチコア性能で劣りますが、
『H45』はコア数で負けていないので、現状唯一インテルが対抗出来るはず。
※せっかく勝負出来そうなのに、一番最後の発売となるのが、残念ポイントです。
発売日:2021年夏
1月のCESでは、先行情報だけとなり、今後正式発表予定。
5月、6月の発表が予定されているようですが、続報待ち。